花と自然エネルギーの館


家族で自然エネルギーを学ぼう

石油はどうして石油というの?

石油っていったいなんでしょうか。 実は私たちの身の周りには、石油があふれています。飛行機や自動車の燃料はもちろん、電気や都市ガスなどのエネルギー、さらに服、ペットボトルなどの原料として利用されています。今や、石油がなくては大変です。そんな石油について、おじいさんが話してくれます。

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さて、今日はわしが石油の話をしようかな。                            
 
わー、楽しみ。                                        
 
ぼくも。                                           
 
そうか、よしよし。
それじゃ、初めにクイズじゃ。下の写真(写真)は何かわかるかな?
石? でも、形が普通の石とは違うね。
 
これはね、地下深くから特殊な機械を使って切り出してきた石なんだ。
 
へぇー。でも、この石がどうしたの?                              
 
この石はね・・・。
 
ちょっと待って、学校で習った気がするぞ。ひょっとしてこの石、石油と関係あるでしょう?
ピーンポーン。実は、この石の中に石油が含まれていたんだ。
 
うそでしょう?。中に穴が空いているのかな。手に取ってみても穴はないよ。
 
あはは、目に見えるような穴ではなく、ごくごく小さい穴がいっぱいあるんだ。
 
そうなの?。そういえば、表面はざらざらしてるね。
 
石といっても、その出来かたでいろいろな種類があることは知っているよね。
 
うん。花崗岩とか、安山岩とか・・・・
 
これは、砂岩といって、小さな砂粒が固まったものなんだ。砂粒自体は隙間がなくても、それが集まって石として固まると砂粒と砂粒の間に隙間ができるんだ。
それで表面がざらざらしてるんだね。                              
 
その様子を顕微鏡で見たのが、この図だよ。
 
青く見えるところはなーに?
 
それが隙間だ。隙間とわかるように、特殊な青い樹脂を押し込んだんだ。実は、ここに石油が入っていたんだよ。
へぇー、こんな隙間に閉じ込められているの?
 
正確にいえば、閉じ込められているわけではない。隙間の多くはつながっているんだ。青い樹脂が押し込まれたことがなによりの証拠だよ。
そうか。
 
このことからわかることは、図のように、地下にタンクのような空洞があって、そこに石油が溜まっているわけではないということだよ。
そうなんだ。
 
もしそうなら、地上にくみ出すのは簡単なんだけどね。実際には、石油があっても、それを地上に取り出すのは一苦労なんだ。その辺は、これからおいおい説明していくよ。
わかった。
 
さて、これで石油が地下にあることはわかったね。でも、どこにでもあるわけではない。
 
それは知ってる。中東、アメリカ、ロシアなどでしょう?                     
 
いわゆる、産油国だね。
 
日本には石油はないんでしょう? あるって聞いたことないし。
 
日本にも石油がないことはない。でも、その量は、これらの国に比べると極端に少なく、ないに等しいので、ないと思っている人が多いんだ。これについては、またあとで説明するよ。
わかった。
 
ところで、2つ目のクイズを出そう。石油はどうして石油というかわかるかな?
 
石油・・・。石の油・・・。あっ、石の中にある油だから。
 
そう、石の中にあり、石の中でできるからでもあるんだ。英語では、Petroleumというんだけど、もともとはギリシャ語のPetra(石)とOleum(油)からできた合成語なんだ。
へぇー。Oilじゃないんだ。でも、石油会社の英語名ではOilを使っているところがあるよ。
 
そうだね。日本では、石油製品を売っている石油会社は、ほとんどOilを使っている。でも、石油を開発している会社は、Petroleumを使っている。
ふーん、そうなんだ。
 
さて、石油はどこにでもあるわけないという話をしたが、実はどこにでもできるといってもいいんだ。
へぇー、そうなの?
 
うん。これから話す石油が石油はどうしてできたと考えられているかを聞くと、その意味がわかるよ。
そのまえに、少し休憩しようか。のども乾いたし。
お母さんにお茶を入れてくれるよう頼んでくる。                         
 
お茶とお菓子、持ってきたわよ。

― 休憩 ―
 

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